2010年06月16日

SFCG 元社長ら任意同行、逮捕へ 資金流出の疑い(毎日新聞)

 経営破綻(はたん)した商工ローン大手「SFCG」(旧商工ファンド、破産手続き中)の大島健伸元社長(62)らが、民事再生手続きの直前に親族企業にSFCGの資産を流出させた疑いが強まったとして、警視庁捜査2課は大島元社長ら4人について民事再生法違反(詐欺再生)、会社法違反(特別背任)容疑などで逮捕状を取り、16日に任意同行を求めた。容疑が固まり次第逮捕する。

 捜査関係者によると、任意同行されたのは大島元社長のほか、長男ら3人。大島元社長らは、SFCGが09年2月に東京地裁に民事再生法適用を申請する直前に、義弟が実質経営する債権管理会社「白虎」(大阪市)に約420億円の不動産担保ローン債権を流出させ、資産を隠した疑いが持たれている。

 破産管財人の調査で、大島元社長らは債権や株券など計約2670億円分のSFCGの資産が、白虎など関係7社に流出していたことが判明している。捜査2課は既に大島元社長の自宅などを家宅捜索しており、押収した資料を分析して破綻した経緯や資産の流れを解明する。

 SFCGは78年に商工ファンドとして創業。90年代後半、銀行が貸し渋りに走る中、素早い資金調達が必要な中小企業に高利で融資し、返済が滞ると連帯保証人から回収する手法で急成長した。99年には東証1部に上場したが、強引な取り立てと過剰融資が社会問題化し、大島元社長が参院で証人喚問された。

 06年1月に最高裁が利息制限法の上限を超えた金利を無効とする判決を出すなど借り手に有利な司法判断が相次いだことや、貸金業法改正で「グレーゾーン金利」が撤廃されたのを機に、過払い利息の返還訴訟が急増し、事業環境が悪化した。

 さらに金融危機が深刻化した08年夏以降、資金調達先だった米証券大手「リーマン・ブラザーズ」から貸しはがしを受け、経営が急速に悪化し破綻に追い込まれた。

 破産管財人によると、3月時点で確定しているSFCGの負債総額は約2900億円に上る。【酒井祥宏、川崎桂吾】

 【ことば】民事再生法違反(詐欺再生)

 民事再生手続きの公正さを確保するため、民事再生法(00年4月施行)に規定された。債務者(経営者)が再生手続き前後に、自分の利益を図るために財産を隠したり、債権者に損害を与える目的で財産を処分した場合、10年以下の懲役または1000万円以下の罰金に処せられる。

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posted by vljlnhz6sd at 15:45| Comment(18) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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